以前に「嫌な現実を変える方法」という記事を書きました。2年以上も前に書いた記事です。
2年前の記事を読むと、ずいぶん眠っていたなぁ…と思います(笑)
実は、当時、私は、現実を変えようとしていました。
現実を変えるために波動を上げよう、というふうになっていたのです。
たぶん、これは陥りやすい罠のようなものだと思います。
波動を上げるためために、ネガティブな感情を手放すのですが、手放しても手放しても一向に問題が解決しないことに気づいたのです。
嫌な現実は自分が創っている、そう、現実は自分が創っています。
そうはいっても、あまりにも困難な現実に、「いやいや、私こんなものは創ってないけど」と言いたくなることもあるでしょう。私もずっとそんな思いでいました。
嫌な現実に直面した時、そのイライラした周波数をなかなか手放せないでいたのですが、なぜこれがそんなに手放せないのだろう、と考えた時に、私はこれが好きで手放せないのではないかと、やっと認めることができたのです。
「私は、本当はその感情が好きで、それを体験したかったのかもしれない」と受け入れられるようになってきたということです。その上で、「いや、もういいです、私はもう使いたくないです、使いません」と心に決め、手放すようにしたのです。そう、本当に終わりにしたかったのです。
そして、フィルムを変えるように、私はこういう現実を映し出したいと、自分の映し出したい現実を思い浮かべました。
それから、いつのまにか、起きている現実にフォーカスしなくなっていました。実は、現実は悪くなる一方だったのですが、それを、まるで垂直に見るように、ある意味、人ごとのように受け止めたのです。
目の前で対処しなければならないことは対処するのですが、それはもう淡々と。俯瞰的に見て対処していきました。
それから、ふっと思わぬ情報がやってきて、そこから思い立ち、行動に移すことで、長年苦しみ続けたことから解放される兆しが見えてきたのです。
嫌な現実を変えたい時、変えようとすればするほど、現実にフォーカスし、人は起きた出来事に、一喜一憂します。
起きている現実は、私たちの意識の反映であるということをしっかり受け止めることが大切です。
その意識を変えていくこと、その感情を扱っていくことで現実が変化してきます。
あなたはどんな現実を映し出したいですか?