久しぶりにファッションネタです。
今回は、コロナ禍のファッション、そして今後のファッションはどうなっていくのだろう?
ということを書いてみました。
皆さんは、コロナ禍となった現在、ご自身のファッションに何らかの変化がありましたか?
昨年の緊急事態宣言から、店舗も閉店、外出したくてもできず、ファッションどころではないという空気になりました。
外出の規制、在宅ワーク化などで、昨年から人々の暮らしはずいぶん変化しました。
実は私自身も、昨年から今年かけて、ほとんど洋服を購入していません。
そして、自分の意識も大きく変わりました。
では、これからのファッションはどうなっていくのでしょうか?
私の視点でも、以下3つあげてみたいと思います。
1. “トレンド”から”持続可能な社会への実現”
これは、ずっと前からテーマに上がっています。ファッション業界の大量廃棄、環境汚染は随分前から問題視されていました。コロナ禍になり、それらの問題解決に拍車がかかっています。さまざまな問題が浮き彫りになっているのです。
誰もがこの世界の当事者であり、無関係ではありません。
生産過程や素材を見直されたファッション、そして、商品無廃棄を目指した販売へと変化していくでしょう。
2. 他人軸から自分軸へ
今までは、他人からどう見られているか?ということが重要視されていました。
モテ服というのもそうですね。トレンドを気にするのも、他人からおしゃれに見られたいという意識もあるでしょう。
また、コロナ禍によって、対面で会う機会がへり、他人目線を意識することがへりました。
あらためて何が大切か?自分の価値観を考え直す機会になったのではないでしょうか。
リモートワークが多くなり、自分が着ていて心地いいものを選ぶ、自分軸へと移行してきています。
3. ライフスタイルに合わせた厳選した選択
自分軸へ移行したことにより、より、自分のライフスタイルに合わせたファッションを選ぶようになります。
そして、取捨選択し、”自分が本当に着たいものを買う”ようになります。
人々が、安易にたくさんの服を買い、気に入らないからといって、捨ててしまう時代は終わります。
「本当に着たい」と思うものを大切にする時代となります。洋服への向き合い方が変わってきます。
高くても本当に気に入ってものを購入し、それを大切に手入れをして着るようになるのです。
コロナ禍は、人々の価値観を大きく変え、ライフスタイルを変えました。
お金を使って贅沢をすることや最新流行のものを手に入れることが幸せ、と言う時代は終わりを迎えようとしています。
私は、これから大きく変化するファッション業界の未来を心ひそかに、楽しみにしています。